[社説]単身高齢者を支える社会の基盤づくりを
[社説]単身高齢者を支える社会の基盤づくりを
家族の「縮小」が止まらない。国の推計では1世帯あたりの平均人員は2033年に1.99人と初めて2人を割り込む見通しだ。とりわけ一人暮らしの高齢者の増加が目立つ。孤立・困窮を防ぐ仕組みづくりが急務だ。
世帯人員は20年には2.21人だった。単独世帯は50年には2330万世帯(全世帯の44.3%)となり、うち65歳以上が1084万世帯を占める。大きな要因は未婚率の上昇であり、いざというときに頼れる近…
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