「呪術廻戦」で人気の銘菓「喜久福」増産お茶の井ケ田
菓子製造・販売のお茶の井ケ田（仙台市）は主力の仙台銘菓「喜久福」などを製造する新工場を建設する。5月中旬にも着工し、2025年2月ごろの稼働をめざす。生産能力を倍増させて需要の拡大に対応するとともに、利益率の高い自社製品の売上比率を高める。 新工場は同社が仙台市内で運営する商業施設、秋保ヴィレッジの隣接地に建設する。平屋建て延べ床面積約1500平方メートルで、現在2本の生産ラインを4本に増やす。…
大型連休には公園へ足を運ぶ人も多いだろう。海外に比べて少ないといわれることもあるが、国や自治体が整備する「都市公園」は徐々に広がっている。2022年度末の1人当たり面積は全国平均で10年前より1割弱増えた。岡山県矢掛町は子どもらに人気の施設をそろえ、人口の6倍の来園者を集める。民間の資金やノウハウを生かす取り組みも全国で広がっており、地域の魅力向上への期待も高まる。 公園は自然を守るために一定区…
地域再生の手がかりをデータから掘り起こし報道する「データで読む地域再生」。地域の足を支える鉄道網、ライドシェア、民泊利用、出生率など様々なテーマに着目し、知られざる地域の強みや先進的な取り組み、振興策に光を当てています。オープンデータを分析した情報をX（旧ツイッター）や著書で紹介する奈良和紘氏と、データに隠された事実を読み解きます。…
大阪市は2日、新設した大阪港のクルーズ船発着拠点「天保山客船ターミナル」を報道陣に公開した。6日に運用を始める。世界有数規模の22万総トン級クルーズ船を受け入れる能力を備えた。2025年国際博覧会（大阪・関西万博）に合わせた誘致を強化し「水の都」再興につなげる。 新ターミナルは延べ床面積を旧ターミナルの倍以上となる6630平方メートルとし、入出国審査などに用いるエリアを大幅に拡大したほか、バリア…
沖縄県が発表した2023年度の入域観光客数は、国内客が前年度比10.6%増の726万9000人と過去最高を更新した。これまで最も多かった新型コロナウイルス禍前の18年度の700万3000人を3.8%上回った。 外国人を含めた全体の観光客数は前年度比25.9%増の853万2000人と過去5番目だった。1000万人超が訪れ、最多だった18年度の約85%の水準に回復した。 全国旅行支援などの需要喚起策…
松江市は地域の名所などのデザインを施した「デザインマンホール」を観光誘客に活用する。JR松江駅から松江城に至るコースの10カ所にマンホールを設置し、順番にたどると国宝の松江城に到着できるようにした。コースは約2キロメートルで、マンホールを探しながら歴史的な街並みを散策できる。新たな楽しみ方を提供して滞在時間の延長などにつなげる。 このほど「松江城をめざそう！ 水の都おさんぽルート」を始めた。JR…
5月5日はこどもの日。川の上空に何匹ものこいのぼりを泳がせる「こいのぼりの川渡し」は全国各地の風物詩だが、発祥の地は高知県四万十町の十和地区といわれる。清流の四万十川を舞台に住民がボランティアで支え、今年50周年を迎えた。こいのぼりを通じ地域を盛り上げようとする動きも広がっている。 十和地区では4月中旬からいち早く、約500匹が2列になって舞っている。街中の電柱や店先にも小さなこいのぼりが飾られ…
