遠州茶道宗家12世の小堀宗慶氏が死去
遠州茶道宗家12世の小堀宗慶(こぼり・そうけい)氏が24日午前4時44分、肺炎のため東京都内の自宅で死去した。88歳だった。告別式は28日午前11時から東京都練馬区桜台6の20の19の広徳禅寺。喪主は長男で13世家元の宗実氏。
東京美術学校(現東京芸術大学)で日本画を専攻。1943年に学徒動員で中国に渡り、シベリアで4年間の抑留生活を経て帰国した。
50年に宗慶を襲名し、62年に12世家元を継承。茶道や日本文化の普及発展に尽力した。
2006年8月、日本経済新聞に「私の履歴書」を執筆した。