動物用医薬品、アジアに供給 農水省、伝染病防止へ協力
農林水産省は2011年度からアジア各国へ動物用医薬品を供給する体制整備に乗り出す。医薬品メーカーと連携して、現地で発生した家畜伝染病の病原菌の情報収集や医薬品の開発を進める。日本でも口蹄疫(こうていえき)や鳥インフルエンザなど家畜伝染病の発生が近年目立っているが、こうした病原菌の拡大や侵入を未然に防ぐ狙いだ。
アジア各国では日本で撲滅した家畜伝染病がいまだに発生している。宮崎県で発生した口蹄疫も...
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