就職難でも大企業志向、中小企業のメリット周知課題
今春卒業を予定する大学生の就職内定率は2010年12月時点で68.8%と、09年の同時期を4.3ポイント下回り過去最低となった。ただ就職情報サービスのディスコ(東京・文京)によると、中小企業の選考に応募した学生は全体の5割強にすぎない。採用意欲の高い中小に、大企業志向の強い学生の目を向けさせるため、国などの対策が広がり始めている。
そのひとつが厚生労働省と文部科学省が実施する「卒業前最後の集中支...
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