気象庁、今回の地震「東海地方のプレートには直接影響ない」
気象庁は11日、14時46分ごろに三陸沖で発生「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について会見を開いた。東海地震につながる可能性については「今回は『太平洋プレートと陸のプレート』によるもので、東海地震または南海地震を引き起こす『フィリピン海プレートと陸のプレート』には直接の影響はないとみている」とした。
断層の活動がどこまで広がっているのかは現時点では把握できないという。津波などの被害については一部地域の通信状態が悪いため、情報収集を急いでいる。津波は「第1波よりも第2、第3波の方が波が高くなる可能性があり、何十分も後に波が来るおそれもある。決して現場に戻らないように」と呼びかけている。〔日経QUICKニュース〕