仮設住宅の抽選、倍率最大31倍に 宮城県南三陸町
宮城県南三陸町は22日、同町で初となる仮設住宅の抽選会を開いた。140戸のうち、抽選の対象になった99戸は最大31倍の高倍率となった。
町によると、町内と隣接する登米市の計2地区に建設中の計140戸に719世帯から応募があった。妊産婦や乳幼児、要介護の高齢者を抱える41世帯に優先的に割り振った後に残り99戸を住居タイプ別に抽選。倍率は2.6~31倍となった。
登米市では29日から、同町内は5月9日から入居可能に。登米市の2DKに当選し、妻(43)らと入居予定の農業、千葉和宏さん(41)は「申請が多く、あきらめていたのでうれしい」と話す。〔共同〕