柏崎刈羽原発で微量の放射性物質 福島原発から飛来か
東京電力は24日夜、新潟県の柏崎刈羽原子力発電所の複数地点で、放射性物質であるヨウ素131を微量検出したと発表した。柏崎原発の発電機に異常はなく、約300キロメートル離れた福島第1原子力発電所から飛散してきたヨウ素131が検出されたものとみている。空気中を飛散したヨウ素が柏崎刈羽原発で検出されるのは事故後初めて。
検出量は最大で3号機排気筒の1立方センチメートルあたり0.024マイクロベクレルだった。法令が定める空気中の限度である5マイクロベクレルは大きく下回っているが、通常の運転時に放射性物質が検出されることはないという。
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