宮崎鳥インフル新たに疑い例 9、10例目確認
宮崎県は6日、宮崎市高岡町の養鶏農場の鶏が、鳥インフルエンザの簡易検査で陽性になったと発表した。遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザ感染が確認されれば、県内11例目、国内15例目で、飼っている約3万3千羽は殺処分する。この農場から西に2.5キロ離れた養鶏農場では1日に感染が確認され、約15万羽が殺処分されている。
県はまた、鳥インフルエンザの簡易検査で陽性となった同県門川町の養鶏農場の鶏について、6日未明、遺伝子検査で感染が確認されたと発表。飼育されていた約3万3千羽を殺処分した。
5日深夜に始めた同県都農(つの)町の養鶏農場での約8万8千羽の殺処分も6日朝に完了。宮崎県内の殺処分数は90万羽を超えた。〔共同〕