高濃度の汚染水処理、ロシア製装置で 政府調整
福島第1原発
政府は東京電力福島第1原子力発電所にたまった高濃度の放射性物質を含む汚染水を処理するため、ロシアの専用装置を導入する調整に入った。日ロ共同で製造した船舶を使った低濃度汚染水の処理も検討。原子力潜水艦の解体ノウハウを持つロシアと協力して汚染水の除去を急ぎ、原子炉冷却システムの早期復旧につなげる狙いがある。
政府は東電と協力して、ロシア国営の原子力企業ロスアトムの関連会社から、高濃度汚染水専用の装置...
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