死者7000人超す 東日本大震災
東日本大震災は発生から9日目を迎えた19日、死者が7197人となった。行方不明者は1万905人。被災地が広範囲に及び、警察や自衛隊などの捜索活動が進まない地域もあるため、被害の全容判明まではなお時間がかかりそうだ。
被災地では仙台市で最低気温が氷点下を記録するなど厳しい寒さが続き、支援物資が行き渡らない中で過酷な避難生活を強いられている。
警察庁によると、19日午前9時現在、死者は宮城県4289人、岩手県2233人、福島県619人など12都道県で7197人。届け出があった行方不明者は福島県4395人、岩手県4253人、宮城県2252人など6県で1万905人。