仙谷・馬淵両氏の問責決議案、自民が26日提出
自民党の佐藤勉国対委員長代理は25日午前の記者会見で、仙谷由人官房長官と馬淵澄夫国土交通相に対する問責決議案を26日に参院に提出する方針を表明した。提出のタイミングについては2010年度補正予算案が同日の参院本会議で採決される直後になるとの見通しを示した。
公明党の井上義久幹事長も25日午前の中央幹事会で「衆院で(両氏への)不信任決議案に賛成していることを基本に検討したい」と述べ、賛成する意向を示した。問責決議案は社民党を除く野党各党が賛成する見通しで、可決は確実な情勢だ。
自民党は当初、仙谷、馬淵両氏への問責決議案について参院での補正予算案採決前の提出を模索した。しかし、公明党が採決後を主張していたため、先送りしていた。