土俵際「腰を落として」 白鵬関、首相にアドバイス
菅直人首相は21日午前、2010年日本プロスポーツ大賞を受賞した大相撲横綱・白鵬関に首相官邸で賞状を手渡した。横綱から手形の入った色紙を受け取った首相は自らの手と比べて「私とあまり変わりませんね」。その後、首相は前日に会談した小沢一郎元民主党代表から「地方選は連戦連敗」と指摘されたことが頭にあったのか「私も横綱のように連勝したい」と語った。
会談終了後、白鵬関は「頂点に立った者しかわからない気持ちもある」と首相の心情に理解を示した。記者団が「内閣支持率の低下で土俵際に追い詰められている首相にアドバイスを」と求めると「大変だけども、ひとつ腰を落とせば大丈夫だ」とエールを送った。