長野県北部で震度6強、震度3以上の余震21回
12日午前3時59分ごろ、信越地方で強い地震があり、長野県栄村で震度6強を観測した。気象庁によると、震源は長野県北部で深さは8キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6.7(暫定値)。津波の恐れはないという。この地震で新潟県十日町市と津南町でも震度6弱、群馬県中之条町と新潟県上越市で震度5強を観測した。
信越地方ではこの後も余震が相次ぎ、同4時31分と同5時42分にも最大震度6弱を観測。同日午前7時20分までに、震度3以上の余震が計21回発生した。
気象庁は「余震活動が活発なため、今後も強い揺れが予想される」として、土砂災害や家屋の倒壊などに警戒を呼びかけている。同庁の解析によると、地盤の悪い所では震度7程度の揺れがあったとみられるという。