「天空の白鷺」を公開 姫路城、修理を間近に見学
「平成の大修理」が進められている兵庫県姫路市の国宝・姫路城で、修理の様子を間近に見学できる施設「天空の白鷺」が23日、報道陣などに公開された。オープンは26日。
天空の白鷺があるのは、大天守を覆っている工事用建屋(高さ約52メートル)の最上部。見学スペースに設置された高さ約3メートル、幅約6メートルの窓や、地上と施設を往復するエレベーターの中から大天守の大屋根やしっくい壁の修理作業を見ることができる。
事前公開は23~25日の3日間で、報道陣のほか修理事業への寄付者、旅行業者などが対象。26日以降の見学は予約制で、城の入場料(大人400円)以外に見学料(大人200円)が必要。問い合わせは天空の白鷺運営事務所(電)079・287・2013まで。〔共同〕