豊田通商、社長に加留部氏が昇格 清水社長は副会長に
豊田通商は10日、加留部淳常務執行役員(57)が社長に昇格する人事を固めた。清水順三社長は(64)は代表権がある副会長に就く。加留部氏は自動車業界向けの部品供給事業に加え、世界的な物流システムの構築などを担当、豊田通商のグローバル展開を推進してきた。6月末に開催予定の株主総会後の取締役会で正式に決める。加留部氏は10人抜きでの社長就任となる。清水氏は2005年に社長となり、旧トーメンと合併した後の経営基盤を整えた。
加留部 淳氏(かるべ・じゅん)76年(昭51年)横浜国大卒、豊田通商入社。08年常務執行役員。神奈川県出身。
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