中国ネット大手テンセント、米オンラインゲーム会社買収へ
【香港=吉田渉】中国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント)は7日までに、米国のオンラインゲーム開発会社「ライオット・ゲームズ」の株式の過半数を取得すると発表した。取得金額は明らかにしていない。テンセントはロシアのネット投資大手デジタル・スカイ・テクノロジーズに出資するなど、新市場開拓を急いでいる。今回の買収を米国市場への本格進出の足がかりとする。
テンセントは中国最大のインスタントメッセンジャー(IM)「QQ」などを運営。日本の交流サイト(SNS)大手のグリーと提携するなど、国外での事業拡大を進めている。
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