孫ソフトバンク社長、個人で義援金100億円
ソフトバンクの孫正義社長(53)は3日、東日本大震災で被災した地域に個人で100億円の義援・支援金を寄付すると発表した。ソフトバンクも企業として10億円以上を寄付する。日本赤十字社や赤い羽根共同募金などを通じて実施する。
同社では被災者支援で活動しているNPOなどに寄付する資金を支援金、復興のために寄付する資金を義援金と定義している。
さらに孫社長は2011年度から引退するまで個人の報酬をすべて寄付する。孫社長の2009年度の年収は1億800万円。仮に69歳まで社長を務めた場合、総額で17億円程度になる。
個人の寄付ではファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が3月14日に10億円の寄付を表明している。楽天の三木谷浩史社長も3月25日、10億円超を贈る考えを示している。
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