全国一斉検問、1万件以上を摘発 警察庁
全国の警察本部は5日夜から6日早朝にかけて、主要幹線道路や繁華街の周辺など計約2800カ所で一斉車両検問を行った。警察庁のまとめによると、酒気帯び運転や速度違反などで1万842件を摘発し、30人を逮捕した。
酒気帯びでは336件を摘発し14人を逮捕。このほか速度違反が3699件で3人逮捕、無免許運転が197件で6人逮捕など。入管難民法違反(不法残留)による逮捕もあった。昨年同月の一斉検問時と比べて摘発総数は172件少ない一方、逮捕者は1人多かった。
一斉検問は11月の指名手配容疑者捜査強化月間に合わせ、交通部門や刑事部門などの警察官約2万4千人態勢で実施。指名手配容疑者の摘発はなかった。