食道がんリスク、個人差357倍 喫煙・飲酒と遺伝子で
大阪大学の森正樹教授らは喫煙や飲酒、遺伝子タイプの差など食道がんの危険因子を4個併せ持つと、1つも持たない人に比べて発症リスクが357倍に高まることを突き止めた。九州大学の田中文明助教らとの共同研究成果で、22日から大阪市で始まる日本癌(がん)学会で発表する。
飲酒で体内に入ったアルコールは酵素の働きでアセトアルデヒドに分解され、別の酵素の作用で無毒の酢酸に変わる。酒に強いかどうかは中心的な役割...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り314文字