東京―立川、踏切ゼロに JR中央線高架化、11月7日終了
JR東日本は30日までに、「開かずの踏切」解消のために1999年から進めていた中央線三鷹―立川の高架化工事が11月7日朝に終了すると発表した。最後の切り替え工事は6日午後9時半から7日午前6時半に実施。この区間に18カ所あった踏切はすべてなくなり、東京―立川は踏切ゼロになる。
東京都によると、18カ所のうち16カ所は、朝夕ラッシュ時の1時間には40分以上閉まったままの「開かずの踏切」だった。
最後の工事は、西国分寺―立川(約3キロ)の上り線。工事に伴い、立川―高尾、東京―国分寺などで折り返し運転とするほか、国分寺―立川は大幅に運休。特急も立川、八王子が始発・終着駅となる。JR東はほかの鉄道会社の振り替えやバスの代行輸送で対応する。〔共同〕