米テスラ、都内に直営店 トヨタ社長に電気自動車贈る
米電気自動車(EV)ベンチャー、テスラ・モーターズ(カリフォルニア州)のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が来日し、資本・業務提携を結ぶトヨタ自動車の豊田章男社長へテスラのスポーツタイプEV「ロードスター2.5」を12日贈呈した。マスクCEOは「我々の友情、企業としての協業の発展を意味する」と語った。
贈呈式はテスラがアジアで初めて設置した都内の直営店で開催した。豊田社長は「(提携関係が)これからよいストーリーになる。今後もマスクさんと未来のクルマづくりを色々進めていきたい」と語った。
トヨタとテスラは今年5月に提携を発表、共同開発車を2012年に米国で発売する予定。トヨタは、17日から米ロサンゼルスで開催されるLAオートショーに、スポーツ多目的車(SUV)「RAV4」をベースにテスラと共同開発しているEVのコンセプトモデルを出展する。
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