鳥取県、ツイッターで活性化の知恵募集
鳥取の活性化へアイデアをつぶやいて――。首都圏在住の若者を中心に組織する有志グループ「若い鳥取県応援団」と県東京本部は25日、インターネットを活用した24時間イベント「鳥取応援プロジェクト」を開く。同応援団のイベント用ブログでトークショーの中継とミニブログ「ツイッター」を組み合わせて県の活性化策を議論する。
鳥取県は人口が約58万8000人(7月1日現在)と全国の都道府県で最少で、しかも人口流出に歯止めがかかっていない。県東京本部は「この窮状を打開するアイデアや鳥取県への応援メッセージなど、県人口よりも多い延べ60万人を目標にツイート(つぶやき)を募りたい」と話す。
イベントは動画中継サイト「ユーストリーム」を利用。ツイッターのアカウントを持っていなくてもゲスト投稿できる。
同イベントは県東京本部(東京・千代田)をメーンスタジオとして、25日午後3時から翌26日の同3時までインターネット生中継を実施。平井伸治知事らをゲストに招き、ツイッターの発言を見ながら県内の雇用対策など地域活性化について熱く語ってもらう。
また、応援団メンバーが水木しげるロード(境港市)から鳥取砂丘(鳥取市)まで自転車で走り、県内の名所をネット中継で紹介。ツイッターのアカウントを持っている参加者の中から、抽選で県内市町村の特産品をプレゼントする。
「若い鳥取県応援団」は鳥取にゆかりのある鳥取出身者や鳥取勤務経験者ら20~30代を中心に140人が所属し、2007年に結成。今回のイベントには同応援団のイベント用ブログから参加できる。アドレスはhttp://wakatori08.blog135.fc2.com/