【パリ=北松円香】経済協力開発機構(OECD)は2日発表した経済見通しで2024年の世界の成長率を3.1%、25年は3.2%と予測した。いずれも2月時点から0.2ポイント引き上げた。各国でインフレが落ち着き、米国を中心に世界経済は底堅く推移すると評価した。 OECDチーフエコノミストのクレア・ロンバルデリ氏はこの日公表した経済見通しのリポートで「世界経済について慎重ながらも楽観が広がっている」と…
【NQNニューヨーク=川上純平】米連邦準備理事会(FRB)は1日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を5.25〜5.5%に据え置いた。パウエル議長は再利上げに追い込まれる可能性は低いとしつつ、早期の利下げにも慎重な姿勢を示した。インフレの持続的な鈍化を確認できるまで現状の政策を粘り強く続ける構えだ。 「次の行動が利上げになることはありそうにない(unlikely)と考える」。1…