円安にブレーキ、薄氷の時間稼ぎ米景気減速サインも
急激な円安進行にブレーキがかかっている。7日の円相場は1ドル=154円台と前週に付けた34年ぶり安値の160円台から6円ほど高い水準で推移する。政府・日銀の為替介入観測に加え、米景気指標の下振れで日米金利差の拡大が一服した。もっともドルを調達したい国内勢の多さは変わらず、円安進行をいったん抑えた「時間稼ぎ」にすぎないとの声もある。 7日の東京外国為替市場で円相場は1ドル=154円台前半を中心に推…
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デジタル庁が海外から子ども向けIT(情報技術)教育機関の誘致を支援する。2025年夏をめどに群馬県に拠点を開設する予定で、交付金から整備費の一部を拠出する。講師や体系的な学習環境が不足する地方で同様の拠点を増やし、次世代を担うITやデジタル人材の育成につなげる。 群馬県が欧州を中心に展開する若者向けIT教育機関「TUMOセンター」の教育プログラムを取り入れた「TUMO GUNMA」を立ち上げる。…
7日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発して始まり、前営業日比の上げ幅は一時600円を超えた。日本が休場だった5月の大型連休中に米国の主要な経済イベントを無事に通過し、年内の米利下げ期待が復活。株安を招いていた再利上げの不安が払拭され、日米ともに大型ハイテク企業を中心とした個別企業の業績に再び目が向きやすい環境になってきた。 午前終値は前営業日比452円(1%)高の3万8688円だった。けん引…