ロイター
米カーライル、日本投資特化の最大ファンド4300億円
米大手投資ファンドのカーライル・グループは、日本企業への投資に特化したファンドを4300億円規模で新たに立ち上げた。20年の前回ファンドの約1.7倍の規模だ。国内で大企業による事業売却やMBO(経営陣が参加する買収)、事業承継が増えており、これらに投資する資金に充てる。 カーライルの日本でのファンドは5件目となった。日本特化型としては他社を含めて過去最大規模という。今回のファンドでは①テック、メ…
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国土交通省は放置空き家の市場流通を後押しするため、不動産業者が受け取る仲介手数料の上限額を18万円から30万円へ引き上げる。売却額400万円以下の空き家に適用する特例制度の対象を同800万円以下に広げる。 現行制度は400万円以下の物件を「低廉な空き家」と定義し、特例で仲介手数料を最大18万円と宅地建物取引業法が定める一般的な空き物件の上限よりも高く設定している。近く同法の告示改正によって対象を…
日銀は21日、過去の金融政策を総括する「多角的レビュー」として有識者による非公開のワークショップを開いた。緩やかなインフレで、企業の研究開発投資が促進される可能性を指摘した外部の研究を紹介した。利下げの余地がなくなるリスクも低下し、金融政策の選択肢が広がる利点も示した。 日銀が公表したプログラムによるとワークショップは2回目で、経済・物価情勢のセッションと金融政策のセッション、パネルディスカッシ…