「ルイ・ヴィトン」など世界の高級ブランドが、製品開発のパートナーとして頼る日本の伝統工芸。職人などの担い手が2050年代に現在から4割減り、地域によって消滅する可能性もある。世界に日本の魅力を発信する伝統工芸を残すためには、海外市場の開拓や女性職人らの後継者育成が急務だ。 生産額は80年代から8割減 京都で1200年以上続く西陣織。1688年創業の細尾(京都市)12代目、細尾真孝社長は4月、欧州…
【この記事のポイント】・築30年以上のタワマンは、全国で177棟、計6万戸に・管理方法の歴史浅く、理論や技術が確立されていない・大規模修繕や建て替え、住民同士の合意形成がカギ 建物の老朽化と住民の高齢化という「2つの老い」がタワーマンションに忍び寄る。バブル期前後に建ち、築30年以上になる物件は全体の約1割を占める。大規模修繕工事を高齢住民らが負担することになるが、多額の費用の捻出や住民間の合意づ…