7日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前営業日比の上げ幅は一時600円を超えた。日本が休場だった5月の大型連休中に米国の主要な経済イベントを無事に通過し、年内の米利下げ期待が復活。株安を招いていた再利上げの不安が払拭され、日米ともに大型ハイテク企業を中心とした個別企業の業績に再び目が向きやすい環境になってきた。 日経平均の終値は前営業日比599円(2%)高の3万8835円だった。けん引したの…
急激な円安進行にブレーキがかかっている。7日の円相場は1ドル=154円台と前週に付けた34年ぶり安値の160円台から6円ほど高い水準で推移する。政府・日銀の為替介入観測に加え、米景気指標の下振れで日米金利差の拡大が一服した。もっともドルを調達したい国内勢の多さは変わらず、円安進行をいったん抑えた「時間稼ぎ」にすぎないとの声もある。 7日の東京外国為替市場で円相場は1ドル=154円台前半を中心に推…
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