ロイター
NYダウ、終値で史上初4万ドルテックと金融がけん引
【ニューヨーク=三島大地】17日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比0.3%高の4万3ドル(速報値)で取引を終えた。終値として初めて、4万ドル台に乗せた。米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測の再浮上と経済の軟着陸期待からテック株や金融株などが上昇し、初の大台突破につながった。 ダウ平均は16日に一時、4万0051ドルに…
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シャープはテレビ向け液晶パネル生産からの撤退を発表した。1991年に量産を開始して以降、主に液晶パネルで計上した連結最終損益の赤字額は合計で1兆9000億円を超える。「世界の亀山モデル」は一世を風靡したものの、海外勢との競争で後手に回り、中国のパネルの生産能力は日本の10倍以上になった。遅すぎた撤退戦が始まる。 「さあ、液晶世紀へ」。2000年の元日に放映したテレビCMで、シャープは国内で販売す…
【北京=塩崎健太郎】中国政府は17日、追加の不動産市場対策を打ち出した。地方政府が銀行からの借り入れで売れ残った住宅を買い取るが、収益を生まなければ借金返済が滞り銀行の不良債権がかさむ。住宅ローンの下限金利撤廃も金利低下を通じて銀行の収益を圧迫しかねない。 住宅市場の低迷はすでに2年半に及ぶ。販売減で在庫増が膨らむ。4月末時点の在庫面積は1年前から25%増えた。過去の4月末時点で比べると、最大だ…