外食、円安対策で海外店舗4割超すかいらーく全米50店
外食企業が海外に出店の軸足を移す。すかいらーくホールディングス(HD)は米国でしゃぶしゃぶ店を展開し、食材を現地調達して費用を抑える。日本経済新聞の集計で国内大手の海外店舗比率は2023年度に初めて4割を超えた。歴史的な為替の円安下、内需型産業の代表である外食が製造業と同様に為替リスクを相殺して成長を目指す動きが広がってきた。 国内外食の売上高の上位企業のうち、店舗展開が国内にとどまる日本マクド…
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ソフトバンクグループ(SBG)は13日、2024年3月期の連結決算(国際会計基準)を発表する。世界的な株高を背景に、最終損益は前の期から大幅に改善する見通し。SBGは財務基盤の安定を受け、孫正義会長兼社長が掲げる「AI(人工知能)革命」を実行に移していく方針だ。 SBGは13日午後4時30分から東京都内で決算記者会見を開き、後藤芳光・最高財務責任者(CFO)が業績や事業戦略を説明する。連結最終損…
外国為替市場で1ドル=155円台後半までじわり円安が進む中、市場と政府の攻防は第3幕に突入する。2度目の為替介入があったとみられる157円近辺に迫ると市場参加者の脳裏には介入の「残像」がちらつき、いったん円安にブレーキがかかりそうだ。攻防の天王山は15日に発表される4月の米消費者物価指数(CPI)だ。結果次第では、再びドル円相場の変動が激しくなりそうだ。 対ドルでの円相場は10日、1ドル=155…