NVIDIAトップ「25、26年に新AI半導体」故郷台湾で講演
【台北=龍元秀明】米半導体大手エヌビディアのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は2日、台北市内で講演し、2025年と26年に新たなAI半導体の製品群を投入する計画を明らかにした。生成AI(人工知能)があらゆる産業に大きな機会をもたらすとして「新産業革命だ」と語った。同社が世界シェア8割を握るとされるAI半導体の成長性を強調した。 ファン氏は4日開幕するアジア最大級のIT(情報技術)見本市…
NIKKEI Primeについて
朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。
アパレル業界のサステナビリティーへの取り組みに対する消費者の関心が高まっている。ファーストリテイリングは「ライフウエア(究極の普段着)」をコンセプトに、大量生産・大量廃棄を前提としたビジネスモデルの対極を目指す。柳井正会長兼社長の次男であり、同社のサステナビリティーやマーケティングを担う柳井康治取締役に課題や展望を聞いた。 ――欧州を中心に、アパレルのサステナビリティーへの視線が厳しくなっていま…
世界の基準金利といえる米長期金利(10年物国債利回り)が4.5%前後で高止まりしている。米国と対立する中国は国別の米国債保有で3位への後退が近づき、買い手の意欲はしぼむ。米財政の悪化も進み、国債需給が崩れる懸念が拭えない。高金利の持続という「ニューノーマル(新常態)」への適応力が試される。 海外勢が米国債を敬遠 米国債のおよそ3割を保有する海外投資家の需要に異変が生じている。 米財務省によると、…