待機児童対策で特命チーム 政府、事務局長に村木氏
岡崎トミ子少子化担当相は19日の閣議後の記者会見で、保育所に入りたくても入れない待機児童の解消に向け、首相官邸に「待機児童ゼロ特命チーム」を設置すると発表した。主査に少子化相が就くとともに、事務局長には厚生労働省の文書偽造事件で無罪となり内閣府政策統括官に就任した村木厚子氏を起用する。
同チームは、認可外保育所への公費支給や学童保育の拡大など、2013年度から実施予定の育児支援政策の一部前倒しを検討する。少子化相は「できる政策から取り組み、一刻も早く待機児童を解消できるよう努力したい」と述べた。