会計士「就職浪人」最大に 大手監査法人が採用4割減
公認会計士試験に合格したのに就職できない「就職浪人」が、合格者の半数に当たる過去最大の1千人超に達する可能性が出てきた。企業の四半期決算などへの対応が一巡したことに加え、上場企業数の減少を受けて監査法人が採用者数を絞り込んでいるためだ。こうした事態を受け、金融庁も会計士制度の見直しに動き出している。
金融庁の公認会計士・監査審査会が15日発表した2010年の公認会計士試験の最終合格者数は2041...
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