日経平均大引け、大幅続伸 日銀人事報道やTPP交渉参加期待で
25日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸した。大引けは前週末比276円58銭(2.43%)高の1万1662円52銭で昨年来高値を更新し、2008年9月29日(1万1743円)以来、約4年5カ月ぶりの高い水準を付けた。次期日銀総裁人事に関する報道を受けて金融緩和期待が改めて強まったほか、前週末の日米首脳会談を受けて環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加が固まったことも買いを誘った。円相場の下落も追い風に、1日を通じてほぼ全面高の展開が続いた。後場中ごろから仕掛け的な先物買いが膨らみ、一段高となった。東証1部の売買代金は概算で2兆132億円(速報ベース)だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕