原発再稼働申請で規制委、審査体制を増強へ
原子力規制委員会は審査体制を増強する方針だ。事務局の原子力規制庁には3チーム、計80人を編成済みだが、審査の経験のある職員を中心に増員を検討している。
1チームで審査できるのは原則1原発。関電大飯3、4号機のように同型の2基は同時に審査可能だが、現状は3原発の6基が限界だ。増員しても「全基には対応できそうにない」(規制庁幹部)という。規制委は審査の選抜基準を公表していない。ある電力会社幹部は「(...
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