関西電社長、大飯原発「新規制基準にすべての項目で適合」
関西電力(9503)の八木誠社長は19日午後の記者会見で、国内で唯一稼働している大飯原子力発電所3、4号機(福井県)について「(原子力規制委員会が掲げる)新規制基準にすべての項目で適合していると考えている」との認識を示した。
原子力規制委は19日、大飯原発3、4号機について、7月に施行する新規制基準に照らして安全性を確認する初会合を開いた。八木社長は「新しい安全基準ができているにもかかわらず、安全確認がされない状況が長く続くのは好ましいことではない。できるだけ速やかに安全確認をし、再稼働の判断をしていただきたい」と求めた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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