石炭火力アセス、最短1年 経産・環境省が合意
石炭火力発電所の新増設や建て替えに必要な環境アセスメント(環境影響評価)の基準作りが最終局面に入った。推進派の経済産業省と温暖化防止へ慎重な対応を求める環境省が対立してきたが、両省は現在4年近くかかるアセスの期間を最短1年強まで縮めることで合意した。企業に具体的な環境対策をどう求めるかの調整は続いている。
茂木敏充経産相は3日、横浜市内のJパワー磯子火力発電所を視察した。石炭を燃やしても煙突から...
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