社名「LINE」に NHNジャパン、ゲーム事業分離
韓国ネット大手NHNの日本法人、NHNジャパン(東京・渋谷、森川亮社長)は6日、ゲーム事業とウェブサービス事業を会社分割によって分離する事業再編を決めたと発表した。4月1日をメドに、新設分割によりHangame(ハンゲーム、仮称)を設立し、ゲーム事業を移管する。一方、存続するNHNジャパンは社名をLINE(ライン、同)に変更する。
運営する無料通話・チャットアプリ「LINE(ライン)」が急成長していることを受け、従来の柱であるゲーム事業と切り分ける。Hangameはゲーム制作運営に特化する。
LINEはライン事業を中核に、検索サービス「ネイバー」やポータルサイト「ライブドア」も運営する。また、LINEと韓国NHNが合弁で「LINE PLUS(ラインプラス)」と呼ぶ子会社も設立。同子会社はラインが本格化させる海外事業を担う。