パナソニック、携帯基地局事業をノキアに売却
自動車や住宅関連に資源集中
パナソニックは携帯電話の基地局関連の事業をフィンランド通信機器大手、ノキアに売却することで大筋合意した。NEC、富士通に次ぐ国内メーカー3位だが、海外勢との価格競争で採算が悪化していた。非中核事業の整理を一段と進め、成長の柱に据える自動車や住宅関連分野に経営資源を集中する。
売却するのは子会社のパナソニックシステムネットワークス(東京・中央)が手掛けるアンテナや無線制御装置などの通信機器からなる...
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