全国初、手荷物自動預け機 中部空港が試験導入公開
中部国際空港は28日、旅客が自分でスーツケースを預ける「手荷物自動預け機」の試験導入を公開した。国内初の試みで、カウンターに並ぶ待ち時間を短縮できる。
電子タグを付けた荷物をカプセル型の機械に置くだけ。荷物を預けた後に急きょ搭乗をやめた場合も5分以内に荷物を降ろすことができ、航空機の遅れ防止につながる。
2月5日まで全日空の那覇便など20便の旅客を対象に試行。10~12月にも規模を広げて実験する。同空港は「将来的には全国の空港に広げたい」としている。