小林可夢偉が表彰台、日本人3人目 F1日本GP
自動車のF1シリーズ第15戦、日本グランプリ(GP)は7日、三重県鈴鹿サーキットで決勝を行い、ザウバー・フェラーリの小林可夢偉が日本人過去最高タイの3位に入った。1990年日本GPの鈴木亜久里、2004年米国GPの佐藤琢磨に次ぐ、日本人3人目の表彰台となった。
3番手発進の小林はスタート直後に2位に浮上した。その後、順位を落としたものの、最後はジェンソン・バトン(英国、マクラーレン・メルセデス)の猛追を振り切った。
レッドブル・ルノーのセバスチャン・フェテル(ドイツ)が2連勝で今季3勝目、通算24勝目を挙げた。2位はフェラーリのフェリペ・マッサ(ブラジル)だった。
総合優勝争いは、リタイアだったフェルナンド・アロンソ(スペイン、フェラーリ)が194点でリードし、フェテルが190点で続いている。〔共同〕