維新、週内にも1次公認発表
日本維新の会は12日の幹部会議で、週内にも次期衆院選の第1次公認候補者を発表する方針を決めた。維新幹事長の松井一郎大阪府知事は終了後、「近畿と言わず、全選挙区を視野に決めるべき所を決めていかないとならない」と記者団に述べた。近畿圏中心に50~60人の擁立のメドは立っているが、さらに全国規模で上積みを目指す。
みんなの党を離党して合流した上野宏史、小熊慎司、桜内文城の参院議員3氏については、議員辞職した上で衆院選にくら替え出馬する方針を決定した。いずれも参院比例代表選出のため、3議席はみんなの党の比例名簿から繰り上がる。
松野頼久・国会議員団代表ら所属衆院議員は地元選挙区から出馬する。前東京都杉並区長の山田宏氏は都内の選挙区から擁立する方針だ。
松井氏は衆院の過半数(241議席)の擁立は「クリアできるのではないか」と述べた。維新は、みんなの党や石原慎太郎前東京都知事が結成する新党との政策協議を進めており、3党合計で過半数を目指す可能性もある。