震災がれき本格受け入れを正式表明 新潟・柏崎市長
柏崎市の会田洋市長は28日、東日本大震災で発生した岩手県大槌町のがれきの本格受け入れを正式に表明した。具体的日程は今後岩手県と調整するが、早ければ1月中にも受け入れを始める。
新潟県内では5市ががれき受け入れを表明し、うち柏崎を含む3市がすでに試験焼却を実施している。
柏崎市では12月市議会でがれき受け入れ関連の1049万円を含む補正予算が成立済み。会田市長は受け入れ表明の談話の中で「予算が認められ、また試験焼却について改めて安全性に問題がないことを確認した」と指摘、「大槌町の災害廃棄物の早期受け入れにより、被災地の支援をしていく」と述べた。
会田市長は26~27日に岩手県庁と大槌町を訪れ、震災がれき置き場の視察などを実施。岩手県や大槌町から改めて受け入れ要請を受け、今回の表明に至った。