生活保護、後発薬使用が原則に 義務化は見送り
厚生労働省は生活保護の受給者に医療機関が後発医薬品を使うよう促すことを法制化する方針だ。医師は先発薬に比べて価格が安い後発薬を原則として処方することになる。その半面、自民党が公約で掲げた使用の義務化は見送られる。
厚労省は生活保護法の改正案を2013年の通常国会に出す。これに伴って見直す政省令に、後発薬の使用を基本にすることを明記する方向だ。価格が高い先発薬を処方した場合、医師に説明責任が生じる...
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