地震研究、M9級研究に重点 文科省計画案
文部科学省が東日本大震災を機に見直しを検討してきた新たな地震研究の基本計画案が分かった。2013年度から、超巨大地震の観測研究に乗り出す。東北沖の日本海溝や西日本沖の南海トラフ付近の深海底で、地震の痕跡を探す技術を開発する。津波が陸地に運んだ堆積物の調査も各地で始める。過去に繰り返したマグニチュード(M)7~8級が、M9級の超巨大地震の発生と関係するのか突き止める。
見直しの対象は「地震及び火山...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り406文字