除染加速へ省庁の連携確認 福島原発事故で関係閣僚会合
政府は6日、東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う周辺区域の除染と、放射性物質に汚染された廃棄物処理の推進についての関係閣僚会合を開いた。環境省が10月に発表した「除染推進パッケージ」に基づき、関係省庁が連携を強めて除染の加速に取り組むことを確認した。
同パッケージには除染と復興策が一体で進むよう、各省庁が連携して対応することを盛り込んでいる。
会合の冒頭、藤村修官房長官は「放射線による健康と生活環境への影響を速やかに軽減することは福島復興再生の基盤。関係閣僚は国民の安全安心の生活を確保すべき一層の努力をしていただきたい」と述べた。