竹島領有主張の韓国選手に警告 五輪メダルは授与
【ローザンヌ(スイス)=共同】国際オリンピック委員会(IOC)は12日、ロンドン五輪のサッカー男子3位決定戦で日本に勝った後、島根県・竹島(韓国名・独島)の韓国領有を主張するメッセージを掲げた韓国の朴鍾佑選手を警告処分にしたと発表した。保留していた銅メダルは、式典などを行わないことを条件に授与する。
IOCは、同選手が試合に勝って喜んでいた際にファンからメッセージを渡されて掲げ、計画的な行為ではなく、日本を侮辱する意思もなかったことを考慮した。韓国オリンピック委員会に対しては、選手に五輪憲章の規定などを教育するように求めた。