福島知事選、与党に焦り 現職は沈黙、候補者の選定進まず
東日本大震災と福島第1原子力発電所の事故後、初めてとなる福島県知事選(10月9日告示、同26日投開票)まで約2カ月となり、与党側に焦りが広がっている。現職の佐藤雄平知事は進退について沈黙を守る一方、独自候補の擁立を目指す与党側の調整は難航している。与党系候補が敗北した7月の滋賀県知事選の二の舞いになりかねないとの見方もある。
「佐藤氏不出馬との見方もあり、独自候補の流れが強まった」。自民党幹部の...
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