放射性物質検査、国が証明書 食品輸出拡大へ
農林水産省は食品を輸出する際、外国政府から求められる放射性物質の検査証明書について国が発行する検討に入った。現在は都道府県が業務を担っているが、国ごとに異なる輸入規制は複雑化し、地方の負担が重くなっている。食品の輸出増もにらみ、国が一元的に証明書を発行する体制づくりを目指す。
2011年3月の福島第1原子力発電所の事故後、40を超える国・地域が日本産の食品に対して輸入規制をかけている。日本からの...
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