ダイハツ、軽スポーツカーを再投入 14年にも
ダイハツ工業は25日、スポーツタイプの軽自動車を2014年にも発売する方針を明らかにした。ダイハツは今年8月末に軽のスポーツ車の生産を終了したばかりだが、再び開発に着手する。スポーツ車を商品群に含めることで、走行性能などを重視するクルマ好きの消費者に訴求するほか、ブランドイメージの向上を狙う。
伊奈功一社長が12年4~9月期決算発表の席上で表明した。ダイハツは軽のオープンカー「コペン」の生産を8月末に終了したが、伊奈社長は「クルマ好きを増やすため、燃費の低い車だけでなく走りが良い車も重要だ」と述べた。
ホンダも軽のスポーツカーの開発を明らかにしており、この分野での軽自動車メーカーの競争が活発になる可能性がある。